2階建ての3つの土蔵

戸口の上部には
角に「瘁vの文字が塗り出されている
蔵は大蔵、隅蔵、中蔵すべてが2階建てで、屋根を本瓦葺にし、絵様を入れた大きな鬼瓦を乗せている。
このなかで大蔵は、名称通りに最も大きく、また、座敷からも北側の縁伝いに行き来できるため常の蔵として使われてきた。通常には、金網を張って透けた中戸を閉じるだけで、そのすぐ外側にもう1枚建て込まれている中の土戸は開けられたままである。
戸口の上部には角に「瘁vの文字が塗り出されている。その戸口廻りは、壁の損傷とほこりがたまるのを防いで、厳重に覆い込まれ、戸口の上部、そして両脇部、さらには踏み上がりの段さえも型枠で覆われている。それが精巧な壁の繰り形細工を保護しており、これらの覆いは、土扉のものから上部、両脇、そして階段の順序で簡単に取り外すことができ、土扉を閉じることができる。














