NHKきょうの料理『京のおばんざい』シリーズでは、
着物と割烹着が私のお決まりのスタイル。
着物は割烹着でほとんど隠れてしまうので、みえるのは襟元だけ。

でも、この着物に注目していただいている視聴者の方も多いのやそうです。
6~9月の暑い季節は、割烹着をやめて細紐をたすきにすることもあるので、
この時は、帯揚げ、帯締め選びも楽しみのひとつ。

お料理する時は、縮緬などのよそゆき用のものではなく、
紬や麻、木綿の仕事着です。

4月19日の収録では、紫色の縦模様の紬を着ました。
実はこの着物、昨年、きょうの料理用に新調したもの。
袷ですが、作業しやすいように胴は単衣仕立てに誂えました。
スタジオはライトで暑くなるので、少しでも涼しいように。
毎月の着物選び、ひそかな楽しみです。

 


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杉本節子

京都市生まれ。杉本家九代目の次女。
財団法人奈良屋記念杉本家保存会事務局長。
料理研究家。

京都文教短期大学家政学部卒業後、大阪あべの辻調理師専門学校卒業後、フランス料理研究科に師事、その後フランス料理専門情報誌編集、フリーライター、食品メーカーのメニュー開発などに携わる。同財団では18年3月より一般見学コース『京町家 くらしとお番菜』を開設、同家に伝わるくらしとお番菜について、案内役と料理を担当する他、女性誌などで料理提案を行い料理研究家として活躍。祇園祭のはれの行事食をはじめ、同家と京都に伝わる伝統食を継承している。

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