杉本家の年中行事と食のならわしを紹介します。〔講師:杉本家10代当主/料理研究家 杉本節子〕

杉本家の事はじめの会

12月13日は事はじめ。この日から新年を迎える準備を始めます。そのひとつが「すす払い」。江戸時代の当家では、早朝から多くの働き手を雇い入れ寒さの中での大掃除、三度の食事の合間にはおやつの時間もありました。江戸期の料理書『豆腐百珍』に登場する「八杯豆腐」は中でもお決まりのひとしなです。ハレの正月を迎えるに欠かせない行事を熱々の「八杯豆腐」と共に振り返ります。【『歳中覚』より「すす払い」や献立についての講話・「八杯豆腐」のお膳(一汁三菜)】

日 時 2019年12月14日(土)11:30〜13:00
料 金 杉本家保存会 会員:3000円
一般:5000円
お申込み 公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会(TEL:075-344-5724)までお申し込みください
定 員 10名

旧正月の会 

当日は、旧暦の1月1日にあたるまさに旧正月の日。『歳中覚』にある元日の献立を紹介します。当家ではおせち料理とは称さず「正月料理」や「重詰め」といいます。四段重に一段一種で三種の祝い肴や黒豆を用意して、大福茶、白味噌雑煮と共にいただきます。名入れをした祝箸用の箸袋を添えて、京商家の正月を祝いましょう。【『歳中覚』より「元日」や献立についての講話・箸袋作り・白味噌雑煮、三種祝い肴、黒豆、大福茶】

日 時

2020年1月25日(土)11:30〜13:00

終了しました

料 金 杉本家保存会 会員:3000円
一般:5000円
お申込み 公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会(TEL:075-344-5724)までお申し込みください
定 員 10名